【ハイライト動画あり】アメリカがベネズエラに勝利。ともにスーパーラウンドを1勝2敗で終える。WBSCプレミア12
11月23日(土)、大会最後の週末を迎えた第3回WBSCプレミア12は、スーパーラウンド第3戦が行われ、東京ドームでのデーゲームでは、スーパーラウンド2連敗のアメリカと1勝1敗のベネズエラが対戦した。 【ハイライト動画】ベネズエラ vs. アメリカ
先攻のアメリカはベネズエラ先発のヘスス・バルガスに対し、単打と四球で2死ながら1・3塁のチャンスを作るも、5番コルビー・トーマスが内野ゴロに倒れ、先制機を逸する。
しかし、アメリカは先発のトウキ・トゥーサンが初回を三者凡退で終える素晴らしい立ち上がりを見せると、2回の攻撃では、2四球とセーフティバントにより無死満塁のビッグチャンスを迎える。
アメリカは1死とした後、1番チャンドラー・シンプソンがしぶとくライト前へ運ぶ適時打を放ち1点を先制すると、続く2番マット・ショウの内野ゴロの間にもう1点を加える。トゥーサンは2回以降も快投を続け、5回途中2安打無失点で2番手のアントニオ・メネンデスへバトンを渡す。
2点リードのアメリカは6回、ベネズエラ3番手でマウンドに上がったアンソニー・ビスカヤに対し、2塁打、四球、そして進塁打で1死2・3塁とすると、シンプソンの犠飛で1点を追加する。
アメリカはなおも2死2塁からショウがセンターへ適時打を放つと、3番カールソン・ウィリアムスも左中間フェンス直撃の適時2塁打で続き、この回は3得点と中押しに成功する。
一方、5点を追うベネズエラは直後の6回に裏に1死1・2塁から3番エルリス・ロドリゲスの右翼への適時打で1点を返し、反撃の狼煙を上げる。
ベネズエラは7回にもアメリカ4番手のエリック・アドラーから7番カルロス・ペレスが左翼スタンド中段へのソロ本塁打を放ち、追い上げムードに拍車を掛ける。
すると8回裏、ベネズエラはこの回からマウンドに上がったアメリカ5番手のダレル・トンプソンに対し、2死ながら1・3塁と一打同点のチャンスを作ると、代打ディエゴ・カスティーヨが左中間スタンドへ3ラン本塁打を運び、試合を振り出しに戻す。