フォーエバーヤング、東京大賞典最終追い切り速報/栗東トレセンニュース
12月29日(日)に大井競馬場、ダート2000mで行われる東京大賞典。その枠順が確定し、4枠4番に入ったフォーエバーヤング(栗東・矢作芳人厩舎)。今朝25日はレースに向けた最終追い切りを行っている。 【写真】フォーエバーヤングのこれまでの軌跡 CWへジーベック、レヴォントゥレットの2頭が入場した後、坂井瑠星騎手を背にしたフォーエバーヤングが入場。1コーナーから2コーナーのあたりでは先頭とフォーエバーヤングの差が2秒近くあり、その差を保ったまま、6F標識を通過していく。 6F標識から15秒を切るラップを踏み、これは速いぞと思っていたら、ラップはずっと加速し続ける。そして、最後の直線に向いて前の2頭に追いついたかと思うと、ラスト1F標識を過ぎてから2頭を追い抜き、最後までしっかり伸びて最先着だった。 時計はきれいな加速ラップを踏んで、6F78.5~5F63.6~4F49.8~3F36.2~2F23.2~1F11.5秒。国内のレースを使う際に最終追いを栗東で行った場合はすべて坂路だったが、今回はCW。しかもこれだけ強い負荷をかけてきたわけだから、まさにここを勝ちに行く調教。あらためてこの馬の強さを見せつけるようなレースができる状態は整ったと判断したい。 (取材・文:井内利彰)