ベイノアが約2年5カ月ぶりの勝利。海外修行の成果は出し切れずもブーイングを気にしない鋼のメンタルは披露【RIZIN.46】
ベイノアは試合後の会見で「…とりあえず勝って、つながったのかな?っていう。とりあえず勝ったなという感じです、押忍」とまずは 安堵の表情。 「RIZINのチャンピオンになるためにAKAに1年行って、またこのRIZINの舞台に戻ってきたので、その意識は変わらない。まず一歩前に進めたと思っているのでRIZINチャンピオンに向けて突き進んでいこうと思います」と語った。 試合中には動きのない展開に会場からブーイングが飛ぶシーンもあったのだが「アメリカンでしたね。あまり日本で聞かないというか、RIZINで聞いたことないようなあれだったので。そういう意味ではRIZINに新たな風を吹かせたと思います。“聞き間違いかな?”と思っちゃいましたけど、ちゃんと自分を落ち着かせて集中して15分間戦えたと思います」とブーイングには左右されなかったよう。 また試合については「アメリカに行く前の僕だったら、勝ってないと思う。お互い警戒していた」などと語った。もっともアメリカ修行の成果については「1~2割しか出せてない」とのこと。残りの8~9割については「もちろん僕がチャンピオンシップにたどりつくまでにお見せすることになる。相手もそういう相手になってくる」と今後に期待なのだが、次の試合で出せそうなのは「2割くらい。ちょいブーイングくらい」と完成形を披露するのはまだまだ先のよう。「ファイターはメンタルが大事なので折れずにやっていきます」と海外で身に着けた鋼のメンタルっぷりを発揮していた。