2年連続全試合出場へ！阪神・中野拓夢「自分の成績がもっともっと良ければ…」シーズンの悔しさ、ここから晴らす
2年連続の全試合出場まで「あと1」としている阪神・中野拓夢内野手（28）が2日、甲子園で全体練習に参加。シーズンの悔しさをここから晴らすと誓った。 【写真】練習中に談笑する中野拓夢と前川右京 今年も「143」まであと一つ。不調に苦しみながらも2年連続の全試合出場に迫る中野が、シーズン最終戦へ覚悟を語った。 「この状態でずっと（試合に）出ているのは不思議というか、情けないという感じはありますけど。出る以上はチームのためにやるべきことは変わらない。最後の試合も勝利に貢献できるようにやっていきたい」 昨季はフルイニング出場を達成。初の打撃タイトルとなる最多安打を手にしたが、今季は一変。打率・231は規定打席到達者でリーグワーストだ。7月17日の巨人戦（東京ドーム）では先発を外れ、フルイニング出場も241でストップするなど苦しいシーズンになった。新選手会長として、連覇を逃した責任感が口をついた。 「自分の成績がもっともっと良ければ、順位ももう一個上に上がれた。クライマックス（シリーズ）に向けて、一番いい状態に持っていけるようにやっていきたい」 まだ終わっていない。日本一へ勢いをつけるべく、最後の1戦に臨む。（中屋友那）
