さいたま市の魅力を発信 17代目「さいたま小町」2人と音楽コンテスト「夢KANAオーディション」で18代目グランプリの2人が観光大使に
さいたま市の魅力あふれる観光資源を市内外に広く発信し、イメージの向上を図る新たな「さいたま観光大使」の委嘱式が7日、市役所で行われた。任期は来年10月31日まで。清水勇人市長から「1年間、よろしくお願いします」と委嘱状とたすきを手渡された大使4人が市の魅力や意気込みを語った。 2021年の「さいたま観光大使」の4人【写真1枚】
観光大使を務めるのは、さいたま商工会議所青年部が募集する市商工業イメージアップキャラクター「さいたま小町」17代目に選ばれた河森明依さん(24)=岩槻区=と武田梨里さん(18)=北区、埼玉中央青年会議所が開催する音楽コンテスト「夢KANAオーディション」で18代目グランプリに輝いた若菜さきさん(30)と準グランプリのはなちゃん(27)の4人。 さいたま小町の河森さんは埼玉栄高剣道部出身。6歳の頃から日本伝統の武道に打ち込み、礼儀作法を重んじてきた経験から「情熱を込めて、さいたま市の伝統を伝えていきたい」と目を輝かせる。武田さんは大宮国際中等教育学校の1期生で現6年生。小学3~6年にニューヨークに在住していたこともあり英検1級の実力を誇る。「英語力を使い、たくさんの魅力を世界に向けてアピールしたい」と笑顔を見せた。小町の2人はイベントの司会などを行う。 若菜さんとはなちゃんは音楽ユニット「Bloom(ブルーム)」を結成し、市の歌「希望(ゆめ)のまち」などを歌ってPR活動に努める。
若菜さんは6年以上、大宮を拠点にアイドルグループとして活動をしている。「さいたま観光大使になるという夢がかない、うれしい。私にしかできない表現力で笑顔を届けたい」。小川町出身で市内在住経験のあるはなちゃんは現在、市内に勤務している。ユニット名にかけ「来てくれた方に楽しかったと思ってもらえる歌を届け、笑顔の花を咲かせたい」と思いを込めた。