旅客機が着陸失敗、181人中2人以外絶望か 韓国南西部
【AFP=時事】韓国南西部の務安空港で29日午前9時すぎ、乗客・乗員181人を乗せたタイ・バンコク発の格安航空会社(LCC)、済州航空のボーイング737-800型機が着陸に失敗し、外壁に衝突して炎上した。2人が救助されたが、残りは全員死亡したとみられている。 【写真】韓国南西部の務安国際空港で、着陸に失敗した済州航空の旅客機の残骸 消防当局によると、鳥の衝突と悪天候が墜落原因とされる。搭乗者は機外に投げ出され、機体は「ほぼ全壊」状態という。搭乗していたのは乗客175人、乗員6人だった。 同機が胴体着陸し、エンジンから煙を出しながら滑走路を外れ、壁に衝突して炎上する様子が動画に捉えられている。 救助されたのは客室乗務員2人のみ。消防当局は午後、120人の死亡が確認されたと発表した。【翻訳編集】 AFPBB News