林芳正官房長官単独インタビュー 「変化の激しい年」「国民から叱責」2024年振り返る 総裁選は地元の応援に「目頭熱く」総理への意欲も
林芳正官房長官は25日、テレビ山口の単独インタビューに応じました。今年1年を「変化の激しい年」と表し、官房長官としての仕事を最優先に心がけた1年だったと振り返りました。総裁選では、地元からの応援に「目頭が熱くなった」と述べ、総理・総裁への意欲をにじませる場面もありました。 【写真を見る】林芳正官房長官単独インタビュー 「変化の激しい年」「国民から叱責」2024年振り返る 総裁選は地元の応援に「目頭熱く」総理への意欲も 記者 この1年、能登半島地震、総裁選、総選挙と激動の1年だったのでは? 林芳正・官房長官 会見で今年の漢字を聞かれ、「動」としました。激動、本当に変化の激しい年だったと振り返っています。 災害対応は、最も重要な仕事である危機管理の中に入るわけで、1月1日に能登半島地震、1月2日に羽田空港で衝突事故、二重に起こっていることに対応することもありました。 総裁選挙、総選挙も地元になかなか帰れない中での戦いとなりました。官房長官としての仕事が最優先であるということを常に心がけてやってきた、そういう一年だったと思っています。 記者 印象に残ってるのが総裁選。地元の支援者の熱をどう受けとめ? 林官房長官 福岡で遊説したとき、下関をはじめ山口県からたくさんの人に来てもらい、会場に入ったときは若干目頭が熱くなりました。 熱い思いを持って、長い間応援をしてくれる皆さんに少しでも応えていきたいという思いを強くしました。 地元をはじめ、いろいろなところで期待の声をいただくのは、まさに政治家冥利に尽きることです。 官房長官として石破政権をしっかり支えることが、今やるべきことであろうと思っております。 記者 政治とカネを巡る問題にも注目が集まった1年。国会で政治改革3法が成立したが、受けとめは? 林官房長官 衆議院選挙で自民党は、国民から叱責をいただいたと受けとめています。 結果、少数与党で野党の声を聞きながら、国会として物事をまとめていく状況になりました。難しい課題もありましたが、まとまって成立したことは、非常に大きな一歩だったと思っています。 国民に叱責・心配されることを2度と起こさないよう、政府としてしっかり運用されるようにしていくことが今後大事になると思います。
【関連記事】
- 妻涙の訴え「夫が死ぬほど暴行を受けることをしたのでしょうか」ウインカー出さず右折→注意されて口論になり死亡させた男に厳罰求める
- 「電気代が…」テレビをつけ料理の母親に立腹・38Lの灯油をまいて放火した男 最後の引き金は息子に言われた「じゃあ死ねば」
- “金庫2つ、1億円ある家”盗みに入る5人組「人がいたら縛っちゃおう」→日本刀で返り討ちに 「報酬100万円タタキ(隠語で強盗)の仕事」“闇バイト”で集まった男たち “ルフィ”指示役とみられる関東の連続強盗に関与のメンバーか?裁判取材メモから事件を読み解く
- 「生きているという実感が欲しかった」 難病・脊髄性筋萎縮症の女性 重度障害あっても地域で暮らす選択
- 「驚きという感情は、すぐに救おうと変わった」仲よし中学生3人がとっさの判断 夜の海に入り女性を助け出す