<坂口健太郎&イ・セヨン>愛は「終わらない」「信頼や絆に変わって続いていく」 「愛のあとにくるもの」でW主演
いろいろコミュニケーションをしていく中で、作品の中でやりたい方向性がすごく近かったのを感じました。韓国での撮影の時に彼女が、「すごく相性がいい」ということを言ってくれて、劇中で2人の距離が近づいていくように、僕らの距離も近づいていったと感じました。
--韓国と日本の撮影で、思い出に残っている場所はありますか?
坂口さん:クランクインがヨルトン公園っていう、ホンがいつも走っている公園で、現代を描いた韓国パートから先に撮影を始めました。2人の心の距離が開いた後の状態で、どこか寂しい気持ちだったんですが、冬の時期のその公園での撮影がすごく寒くて、木々も枯れて葉っぱも落ちていて……。5年の時間でできた2人の距離感と近いものを感じて印象に残っています。
イ・セヨンさん:東京の井の頭公園と吉祥寺でたくさん撮影したので、特に思い出に残っています。吉祥寺は、小さいお店とか、ビンテージショップなどがある街並みもよかったし、こじんまりとした居酒屋さんとか、食堂などもあって、すごく良かったんですね。
井の頭公園は、私が今までに見た一番大きい公園です。自然がすごくあって、本当にきれいなところでした。居心地が良くて、ファンミーティングで日本に来た時も、(同ドラマの)ムン・ヒョンソン監督と一緒に歩いたんですけど、その時にもこの公園と恋に落ちてしまいました。
--井の頭公園はデートスポットとして知られていて、「恋人とボートに乗ると別れる」という都市伝説もあるんですが、韓国にもなにか恋人のジンクスのようなものはありますか?
イ・セヨンさん:井の頭公園はあまりにも広いので、ボートに乗ったら広すぎて大変だから別れるんじゃないですか?(笑)
ソウルに南山(ナムサン)というところがあって、そこで恋人同士で南京錠をかけるんです。「私たちこれからずっと愛し合いましょう」という意味で鍵をかけるんですが、その鍵をかけると別れてしまうというのは聞いたことがありますね。