【BCクラシック】祝ドジャース優勝!フォーエバーヤング坂井騎手は大谷翔平ユニホーム着て調整
【デルマー(米国)31日=松田直樹】 ハロウィーンの小さなサプライズだ。坂井瑠星騎手(27=矢作)が、前日30日に世界一となったドジャース大谷翔平投手のレプリカユニホームを着用して、BCクラシックに出走するフォーエバーヤング(牡3、矢作)の調教をデルマー競馬場で行った。 【写真】真美子夫人、ベッツ妻&フリーマン妻とドジャース超豪華“MVP妻”3ショット 調教の行き帰り、キャンターを行ったダートではコース脇から大きな注目を集めた。その後はゲートで駐立の練習。念入りな調整に、人馬が着々と世界一に近づいていることを感じさせる。 坂井騎手は「追い切り後も変わらないですね。(ゲートは)ちょっと怪しいところはありましたが、今日練習したので大丈夫だと思います。昨日、食事しているときにドジャースの優勝が決まり、明日はハロウィーンなので何かやろう、と。それで着ました」とユニホームの着用意図を明かした。 矢作師は山本由伸投手の背番号18と名前がプリントされたドジャースのTシャツを着て、調教を見届けた。「ゲートも問題なく確認できました。全てが順調です。楽しく勝つのがウチですから」。大勝負の前にしても、陣営には遊び心があふれている。これも豊富な実績と経験からくるものだろう。 よく稼ぎ、よく遊べ-。この日の調整は矢作厩舎のスローガンが前面に出ているように感じられた。