70万ユーロの市場価値が1年で1200万ユーロまで急上昇 100万ユーロの移籍からキャリア激変の大型DFはどこへ行く
プレミアのクラブも関心を示す注目株へ
サッカー選手のキャリアとは1シーズンで大きく変わるものだ。 昨季までほぼ無名の存在でありながら、フランスの名門リヨンで一気にブレイクした大型DFがいる。 昨夏にクリスタル・パレスからリヨンに100万ユーロの移籍金で移籍したDFジェイク・オブライエンだ。 オブライエンはクリスタル・パレスでもトップチームのゲームに出場した経験はなく、イングランド下位リーグのスウィンドン・タウンやベルギーのRWDモレンベークにレンタル移籍していた。 その逸材にリヨンが目をつけ、昨夏に獲得。リヨンではすぐにセンターバックの主力となり、開幕から連敗続きで苦しんでいたリヨンを救うキーマンの1人となった。 これでオブライエンの評価は一気に上がり、現在はエヴァートンが獲得に近づいているという。昨夏は70万ユーロしかなかった市場価値も、今では1200万ユーロにまでアップ。今年6月にはアイルランド代表デビューも果たしており、1年でキャリアが激変したのだ。 197cmとサイズがあり、センターバックとして計算しやすい。リヨンへの移籍は大正解で、手放したクリスタル・パレスには後悔もあるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部