【10月10日は世界メンタルヘルスデー】自身が抱える“不安”について、赤裸々に打ち明けた海外セレブたち
アリアナ・グランデ
シンガーのアリアナは、華やかな世界の裏側でどのようにメンタルヘルスと闘ってきたか、率直に語ってきたセレブの一人。 2018年のUK版『VOGUE』のインタビューでは、「いつも不安を感じていました」と告白。「誰もが抱えていると思っていたから、これまであまり口にしたことはありませんでした。けれども、今回のツアーでは今まで経験したことがないほどの強い不安を感じました」と語った。 2017年、イギリス・マンチェスターでのコンサート会場で起きた爆破テロ事件による心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状についても、次のようにコメントした。「多くの人が悲しみ、大切なものを失いました。あの事件について口を開くのは難しいですし、何も話すべきでないようにも思います。涙を流さずに話すことは、一生できないと感じます」 その後、インスタグラムのストーリーズに、自身の脳の画像を公開。健康な脳とPTSDの脳の画像を並べて比較し、心の病は気のせいなどではなく、深刻な問題であることを示した。2021年5月には、「心の病について話したり助けを求めることは、決して恥ずかしいことではない」というメッセージをポストするなど、メンタルヘルスの重要性を発信している。
マイリー・サイラス
長年にわたり、自身の抱えるメンタルヘルスの問題についてオープンに語ってきたマイリー。2020年には、「依存症やメンタルヘルスの課題に、家族全体で向き合ってきました」と『Variety』誌のポッドキャスト『The Big Ticket』で語っている。 「過去を理解することで、現在と未来をより明確に理解することができます。セラピーは素晴らしいものだと思います」 さらに、パンデミックを経て、2021年9月にアメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われた音楽フェスでは、世の中の変化に対する不安についてファンに明かしている。 「多くの人と同じように、この1年半の間、私は閉じこもって孤立していました。以前は当たり前のように感じていた場所に戻って来ることができたことは、とても喜ばしいことです。ただ、パンデミックから抜け出すことも、少し怖いと感じます。それも今の正直な気持ちです」