マイナ保険証の移行で「資格情報のお知らせ」が届いた!「資格確認書」も届くらしいけど、どちらも病院で使えるの? それぞれの違いを解説
全国健康保険協会 資格情報のお知らせ及び加入者情報(マイナンバー下4桁)の送付等について
どんな場面で使う?
資格確認書と資格情報のお知らせは、どのようなときに使うのでしょうか。 ■資格確認書を使うのは 資格確認書は、マイナンバーカードを持っていない人や、持っていても保険証としての利用登録をしていない人が使用するものです。従来の健康保険証と同様、医療機関の窓口に提示することで保険診療が受けられます。 ■資格情報のお知らせを使うのは マイナ保険証を使おうとしても、システムエラーなど何らかの事情により利用できない事態も想定されます。そうしたときに「資格情報のお知らせ」をマイナ保険証と併せて提示することで、スムーズな保険診療が可能です。また、マイナポータルの資格情報画面をスマートフォンで提示しても、同様の効果があります。
まとめ
原則は「マイナ保険証」「従来の健康保険証」「資格確認書」のいずれかを医療機関の窓口に提示すれば、保険診療を受けることができます。ただし、マイナ保険証を利用する人は、万一に備えて「資格情報のお知らせ」も一緒に携帯するか、すぐにマイナポータル画面が出せるようにしておいたほうが安全でしょう。マイナ保険証は便利に見えますが、制度が浸透するまで、いろいろと混乱しそうですね。 出典 厚生労働省 マイナ保険証の利用促進等について 全国健康保険協会 資格情報のお知らせ及び加入者情報(マイナンバー下4桁)の送付等について 執筆者:橋本典子 特定社会保険労務士・FP1級技能士
ファイナンシャルフィールド編集部