2500人が「メリークリスマス!」 病気と闘う子たちを応援「サンタパレード東京」開催
東京の渋谷・原宿エリアで17日、日本や海外で病気と闘う子供たちを応援するチャリティーイベント「サンタパレード東京2024」が行われた。サンタクロースの衣装を着た約2500人の参加者が、代々木公園から渋谷や原宿を通ってスタート地点に戻る約2・5キロをパレード。街を歩く人たちに「メリークリスマス!」などと声をかけ、一足早くクリスマス気分を盛り上げた。 【写真】サンタクロース姿で大通りを歩く参加者たち サンタパレードは世界各国で行われており、日本では2009年に大阪で初開催。東京でも2018年にスタートした。パレードの参加費を活用し、クリスマスを病院で過ごす子供たちにプレゼントが贈られるほか、医療を必要としている海外の子供たちの支援にも充てられている。 初参加の大学4年生、大川輝さん(22)は「ちょっと暑かったけれど、サンタの衣装を着て街を歩くのは非日常的だった。病気の子供たちのためになるなら今後も参加したい」と笑顔を見せた。 実行委員長の沢芳樹さんは「もっと多くの人に参加してもらって、街を赤くしていければ」と語った。(酒井真大)