地元・園田匠が一次予選突破 連係した伊藤颯馬も二次予選進出は決定的「2人で勝ち上がること意識した」/競輪祭
小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭・第2回競輪祭女子王座戦(G1)」は20日、2日目を開催。10Rの一次予選②に出走した園田匠(43歳・福岡=87期)に話を聞いた。 地元三人衆(園田匠、小川勇介、北津留翼)で唯一、2日目に一次予選②に挑んだ園田匠。1走目5着で大敗が許されない中で、打鐘前から仕掛けた伊藤颯馬の先行に乗って3着。15ポイントとして二次予選行きを決めた。 「颯馬の好きに走ってもらおうと思っていた。しっかりとレースを支配してくれたし、カカリも良かったですね。最後は2人(古性優作、村上博幸)に行かれてしまったけど、2人で勝ち上がりたかった。それを意識した動きになりました」 ゴール寸前まで献身的なサポートに徹して伊藤を4着に残した。4着2本の伊藤も14ポイントで二次予選進出が決定的。園田は自身に課したミッションをしっかりとクリアした。 「セッティングを調整して初日よりも良かった。また二次予選もしっかりと頑張りたい」 3日目は休養日。4日目の戦いに向けての準備と、心身を休める1日になるだろう。昨年、一昨年は準決勝で涙をのんだ。「またあの大歓声の中で走りたい」。3年ぶりの競輪祭決勝進出を目指す戦いはまだまだこれからだ。(netkeirin特派員)