GQGパートナーズ、エヌビディア株の保有減らす-リスク管理の一環
(ブルームバーグ): 米GQGパートナーズはリスク管理戦略の一環として、エヌビディア株へのエクスポージャーを縮小した。ポートフォリオマネジャーのブライアン・カースマンク氏がブルームーバーグテレビジョンの番組で明らかにした。
同氏はエヌビディアについて、「今年先にはこの銘柄に非常に大きなポジションを保有していたが、リスク管理を行っているため少し減らした」と述べた。
その上で、「リスクとリターンの観点から、かなり良いリターンをもたらしてくれる他の興味深い分野を見つけた」とも説明した。
運用資産1550億ドル(約23兆7000億円)のGQGは、引き続きエヌビディアの成長見通しを高く評価している。「時がたつにつれ、ますますソフトウエアのストーリーになってきており、それがより一層の持続的成長につながっている」と指摘した。
GQGの届け出によると、4-6月期の同社ポートフォリオでエヌビディアは総資産の14%を占める最大の保有銘柄だった。
原題:GQG Partners Cuts Back Nvidia Holdings for Risk Management (抜粋)
--取材協力:Naman Tandon.
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John Cheng, Haslinda Amin