【フィギュア】千葉百音が明かす4回転トーループの現在地「完成まであと少しのところ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯(東京・国立代々木競技場)で2位に入った女子の千葉百音(木下アカデミー)が〝ジャンプの現在地〟を明かした。 10日に同会場で一夜明け取材に応じ「ショートとフリー、どちらも大きなミスなく終えられて2位だったのでまずホッとした気持ち」と回想。その上で「特にフリーで反省点が多く見つかった。残り1週間で(22日に開幕する第6戦)中国杯までしっかり照準を合わせて練習を頑張りたい」と決意を新たにした。 現在の千葉は4回転トーループを習得中。「特に今季は重点的に練習してきて、完成まであと少しのところ。でもその4回転の練習を続けるためにも体の強さが必要になってくるし、他のトリプルジャンプも安定させないと、4回転を入れた時の点数にも関わってくる」と分析し「自分のフィジカルのレベルをもう1段階アップさせることが必要不可欠になってくる。体幹の安定性とか、不安定な時もあるので、平均的な体感の強さを調子が悪い時でも最低ラインをもうちょっと上げたい」と展望を語った。 この日はエキシビションではラベンダーを手に、しっとりとした演技で観衆を魅了。会場からは拍手が沸き起こった。
東スポWEB