アフガン首都で爆発、タリバン暫定政権の難民相ら7人死亡
Mohammad Yunus Yawar Mushtaq Ali [カブール 11日 ロイター] - アフガニスタンの首都カブールで11日爆発があり、イスラム主義組織タリバン暫定政権のハッカニ難民相とほか6人が死亡した。ハッカニ氏の甥が明らかにした。 タリバンの報道官は声明で、爆発は過激派組織「イスラム国」(IS)の犯行としたが、ISは犯行声明を出していない。 ハッカニ氏は、21年まで続いたアフガン戦争で米軍側に大規模攻撃を行ったと米国務省が指摘する一派「ハッカニ・ネットワーク」(ハッカニ派)の幹部。 甥はロイターに「われわれは非常に勇敢なムジャヒディン(聖戦士)を失った。彼と彼の犠牲をけっして忘れない」と述べ、爆発はハッカニ氏が午後の礼拝を終えてモスクを出た際に起きたと説明した。