低価格で思い入れのあるナンバープレートを手元に残せるって知ってた?意外と知られていないナンバーの「記念所蔵」とは
車の買い替えや引っ越しなどを理由に、それまで長年親しんできた車のナンバーを「残しておきたい」と考える方もいることでしょう。2017年に始まったナンバープレートの「記念所蔵」は、思い出のナンバーを手数料500円でプレートごと残せる制度です。 ナンバープレートに破壊措置(穴あけ)を行い、使わなくなったナンバープレートを自宅に持ち帰り、飾ることも可能になります。思い出のナンバープレートを残したい方は、ぜひ利用しましょう。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説 そこで今回は、ナンバープレートの記念所蔵について解説します。
ナンバープレートの「記念所蔵」とは?
ナンバープレートの記念所蔵とは、ナンバープレートの返納時に二度と使えないように破壊措置をして、記念に持ち帰る制度です。2017年に法改正が行われ、認められました。 破壊措置といっても40ミリメートルの穴をあけるだけのため、自宅に飾ることも可能です。お気に入りの番号や、オリンピック・ラグビーW杯などの記念ナンバープレートなど、返納することがもったいないと考える方もいることでしょう。 自治体によっては、ディスプレー用のカバーを販売しているところもあります。どうしても残しておきたい方は、申請して記念に持ち帰りましょう。
ナンバープレートの記念所蔵にかかる費用
ナンバープレートの記念所蔵は、基本的に費用はかかりません。 ただし、穴あけ手数料として500円(税込み)がかかります。穴は自分であけることも可能ですが、場所が間違っていたり規定の大きさを満たしていなかったりする場合はやり直しになります。 何度もやり直すと見た目が悪くなる可能性があるため、500円を支払い穴をあけてもらうといいでしょう。
ナンバープレートの記念所蔵の方法
ナンバープレートの記念所蔵の方法は、次の通りです。 1.陸運局・陸運支局、もしくは軽自動車協会にナンバープレートを持ち込む 2.廃盤返納の窓口で「記念所蔵ナンバー破壊(穴あけ)申込書」を記入して申請する3.手数料納付書に「破壊完了印」が押印される 以上のように、ナンバープレートの記念所蔵は陸運局や軽自動車協会で行います。穴あけの申込書に記入して、申請を行いましょう。 このとき、穴あけ手数料の500円が必要になるため注意が必要です。手数料納付書に「破壊完了印」が押され、ナンバープレートが戻ってきたら完了です。 ただし、実際にナンバープレートを廃盤にする際は、ディーラーや中古車販売店・整備工場など、車を買い換えるタイミングになります。ナンバーを勝手に取り外すことはできないため、自分で申請が難しい場合は担当者に代行を依頼しましょう。