新団体マリーゴールドのジュリア「私が所属でいられる時間は短いかもしれない」
5・4方舟マット上陸、噂される海外マット
スターダムとの契約が終了した翌日の4月1日にはNOAHに登場、5・4両国への参戦を発表した。そのうえ、会見当日の夜にも現われマリーゴールド勢での5・4方舟マット上陸を宣言した。さらに気になるのは、噂される海外マットだ。 レッスルマニアウィークエンドの4・6「NXT スタンド&デリバー」で、観戦中のジュリアが映し出された。過去の例からしても、このような紹介をされたレスラーの多くがWWEと契約をかわしている。では、ジュリアの場合はどうなのか? 「いきなりカメラで抜かれてて、ビックリしましたよ(笑)。それに関してはまだ明確なことはひとつも言えないけれども、もしかしたら私がここマリーゴールド所属としていられるのは短いかもしれないですね。つまり、ずっといるわけではないという可能性があるということです」 少なくとも、ジュリアはこの団体に骨を埋めようとしているわけではないらしい。とはいえ、彼女のプロレス人生において大きな分岐点であることは間違いない。 「会見でも言いましたけど、人生ってホント何が起こるかわからない。もしからしたら明日何かがあってプロレスできなくなるかもしれない。あの日だって全部突然の出来事で、NXTを見てるところを映されるとは思ってもいなかったし、トリプルHと握手するなんて思ってもみなかったですから。それに、女子プロ界が一強だけじゃつまらないというのもわかるんですよ。だから私は、選手にもお客さんにも選択肢を与えたい。どうぞ見定めてくださいって。私にはいくら時間があるかわからない。だからホントに一瞬一瞬、一戦一戦、無駄にできないんですよね。仮に、仮にですよ、(近い将来)私がいなくなったとしても、これからの選手や後輩たちにプロレスとは?闘いとはなんぞや?というのを自分ができる限り伝えていきたいと思っています。私がいなくなったとしても、オメエらで引っ張っていけよって。そうできるように、できる限りのことを全力でやっていきますよ」 ジュリアにとっては新団体も通過点なのか。もしかしたら旗揚げから数カ月で海外へ完全移籍となる可能性もゼロではない。そうなれば、5・20後楽園でのSareee戦も含め、おのずとジュリアの国内試合すべてが貴重になってくる。ジュリアにとって、マリーゴールドとは!? インタビュアー:新井宏
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