片付けのプロが玄関や廊下に置かない、10のもの
7. ボウル状の小物入れ
ボウル状の小物入れは当初はデザイン性や色で選びデコレーションのために選んだにもかかわらず、今となっては物で溢れかえっている。実際に置いている人なら、この現象に共感できるのでは? 「私は廊下に大きなボウル状の小物入れを置くことは避けています。どうしても散らかりやすいからです」とAPDOと「スパークジョイ」のメンバーであり、「スパークジョイ&フロー」創設者のレベッカ・ジョー・ラシュディは説明する。 「代わりに小さめの物を探しましょう。玄関周りで必要なものを置く場所を決めておくと、取りやすく出掛ける際に便利です」
8. 床に物を直置きする
「床が散らかっていると廊下全体が不潔に見えてしまいます」と「スパークジョイ」のメンバーであり、ライフスタイルコーチのジェニー・ヘイズは話す。 「床に置いているものは全て拾い、コートや帽子、靴、リネン、バッグ、ゲームなど、何でも収納できるバスケットやキャビネットを用意しましょう」 また廊下に置くキャビネットは家庭の中でも重要な機能となるため、デザインや品質に妥協せずに選ぼう。 そして廊下床の散らかりの原因になりやすいのが、スクールバッグだと専門家たちは話す。そこで、子ども部屋に子どもの背丈に合わせたフックを設置することを推奨している。
9.さまざまなアイテム
廊下は他の空間では探し出せなかったアイテムの居場所になっているというケースがよく発生する。こういったアイテムは簡単に2つのカテゴリーに分けられる。ペン、メモ帳、工具など、最近使用したものの元の場所に戻すのを忘れたアイテム、そして郵便または別の場所に移動すべき小包などだ。 「もしあなたの自宅がこのような状態であれば、こういった物を収納できる“家”をつくってあげましょう」とAPDOのメンバーであり、「タイディ・マインド」創設者のケイト・イボットソンは話す。 「例えば靴が溜まってしまう傾向であれば、シューズラックを追加してみてください。また、郵送する荷物や家から運び出すものは、すぐにバッグに入れたり車へ積んでみましょう。この方法が上手くいかない場合は。ある棚を“アクションエリア”と設定し、動かす予定の物を置くスペースとして活用しましょう」と「スパークジョイ」のメンバーであり、「トキメキエ」の創設者であるアライン・ラウは話す。 またこのようなシステムを“ドロップソーン”と呼んでいるという。ドロップゾーンシステムは置くものとそのゾーンのカテゴリーが合わない時は、その場に置くことを禁止するというルールだ。 「私は自身のライフスタイルを反映させたカテゴリーを明確に定め、廊下にドロップゾーンを設置しました。コートやバッグ、靴、傘、鍵など細かく分けています。一度ドロップゾーンを設定したら、家を出入りする際に楽になります」とラウが説明する。
10. 寄付する衣類
「チャリティーショップへ寄付しようとしているアイテムの入ったバッグが、先月から置きっぱなしになっていませんか? 整理整頓する前に、これらの中身を確認してできるだけ早く対応しましょう」とニコルソンは話す。 ミンミ・ボーゲルンドは寄付する衣類以外に、ゴミやリサイクル品、修理に出す予定のもの、ゴミ捨て場に出し途中の壊れたものにもこの現象が起きると話す。 「なにか動かしたり行動を起こす予定のものは、目につくところに置いておきたくなるものです。ですが、今日修理業者やチャリティーショップへ行くのでなければ別の場所に保管し、それを処理するのを忘れないようにリマインダーを掲示しておくのをおすすめします」