“まるで天の川” 横手川に沿ってずらり ミニかまくら3400個の光の帯
みちのくの五大雪まつりの一つ、秋田県横手市の「横手かまくら」。その歴史はおよそ450年。毎年、小正月の2月15日、16日に行われている。 横手のかまくらは観光客にも楽しんでもらうため、市内にいくつかの会場を設けている。その中でも、見に来た誰しもを虜にするのが横手川にかかる蛇の崎橋の川辺に作られたミニかまくらだ。その数、およそ3,400個。日没前から徐々に点灯される。その光景はまるで天の川のようだ。横手ではこの時期、ロウソクが一気に不足するそうだ。 「横手」と言えば「かまくら」と言われるくらい、切っても切れない。そんな横手市には「かまくら館」という観光施設がある。ここには-10℃に保たれたかまくら室があり、本物のかまくらを1年中体験することができる。 (2017年2月撮影)