「斎藤氏をサポートする」N国・立花党首が兵庫県知事選に立候補表明
兵庫県の前知事の失職に伴う知事選（31日告示、11月17日投開票）で、政治団体「NHKから国民を守る党（N国）」の立花孝志党首（57）が24日、無所属で立候補すると表明した。県庁で報道陣の取材に応じた。 【図】相次ぐ立候補表明。兵庫県知事選の主な立候補予定者は 立花氏は、斎藤元彦前知事（46）のパワハラ疑惑などが内部告発された問題について、「知事が辞めなければいけないほどの違法行為は見つかっていない。なのに県議会が全会一致で知事を辞めさせた」と主張。「自分の当選は考えていない。選挙運動をしながら、合法的に斎藤氏をサポートをしたい」と話した。 また立花氏は自身の考えに賛同する候補者を集め、複数人擁立する可能性もあるとした。 知事選には、これまでに前職の斎藤氏、共産党が推薦する医師の大沢芳清氏（61）、元経済産業省官僚の中村稔氏（62）、日本維新の会を離党した参院議員の清水貴之氏（50）、同県加西市元市長の中川暢三氏（68）、同県尼崎市前市長の稲村和美氏（51）、レコード会社社長の福本繁幸氏（58）が会見を開き、いずれも無所属で立候補すると表明している。（島脇健史）
朝日新聞社
