初滑りを満喫 熊本県境の大分・九重町のスキー場が営業開始
熊本、大分県境のくじゅう森林公園スキー場(大分県九重町)が13日、今季の営業を始めた。初の週末を迎えた14日、大勢の家族連れや若者グループらが、純白のゲレンデでスキーやそり遊びを満喫した。 隣接する小国町の平地でも小雪が舞ったこの日、標高1200~1300メートルのスキー場は、午前6時の気温が氷点下3度まで下がった。熊本市東区から訪れた看護師の姉妹は、「寒いけど、広いゲレンデで気持ち良く初滑りができた」と、スキーとスノーボードを楽しんだ。 今季は11月10日から、人工造雪機などを使ってコース造りを開始。13日までに長さ700メートルのファミリーゲレンデを整備した。 順次、中・上級用など全5コースを開設し、来年3月末までの期間中、10万人の来場を見込んでいる。 1、2月の土、日曜・祝日は夜間も営業する。同スキー場☎0973(79)2200。(花木弘)