日本ハム・新庄監督、CSへ決意新た「3年間、成長した選手たちに拍手を。日本一しか考えていません」
● 日本ハム 2 - 6 ソフトバンク ○ <25回戦・エスコンF> すでに2位でのCS進出を決めている日本ハムのレギュラーシーズン本拠地最終戦は黒星。ソフトバンク戦の連勝は「7」で止まり、今季の全対戦を12勝12敗1分けの五分で終えた。 前回登板で自身初の2ケタ勝利を達成した先発・加藤貴は、初回に1番・ダウンズに先頭打者被弾。2回は一死二、三塁のピンチを招き、8番・柳町に右前2点適時打を浴び早くも3失点となった。それでも3回以降はゼロを並べ、5回7安打3失点で降板。レギュラーシーズン最後の登板は黒星(9敗目)となったものの、年間を通してローテーションを守り自己最多の164回2/3を消化した。 打線はプロ初登板となったソフトバンクの先発左腕・前田純の前に6回まで無得点。それでも4点を追う7回、ソフトバンクの2番手・大山から代打の伏見が左中間を破る2点適時二塁打を放ち、今季最多37.527人を集めた場内を沸かせた。 しかし、この日は計5安打と好調だった打線が沈黙。2点ビハインドの9回表は5番手の生田目が2点を失い、レギュラーシーズン本拠地最終戦は黒星となった。 試合後には最終戦セレモニーが行われ、選手会長の松本剛が「戦いはここからです。厳しい戦いになると思いますが、昨年この場で『新庄監督を日本一の監督にする』と約束したので、必ず日本一になります」と宣言。 続いてマイクの前に立った新庄監督は「3年間、成長した選手たちに目一杯の拍手をお願いします」とファンにお願いしたあと、「僕たちは日本一しか考えていません。ドラマ『大航海』、ここからが一番楽しいです。みなさん、僕についてきてください」と語りかけ、10月12日に開幕するCSファーストステージへ決意を新たにした。
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