【巨人】覚醒の救援陣に投げかけられた〝疑問〟 気になる「サウナ部」復活への道筋は?
気になる「サウナ部」復活への道筋は――。2024年シーズンでリーグ優勝を果たした巨人。中でも守護神・大勢投手(25)や新人王を獲得した船迫大雅投手(28)、鉄腕・高梨雄平投手(32)らを擁する救援陣はリーグトップタイの救援防御率2・27を記録するなどチームの快進撃を支えた。 23年シーズンはリーグワーストの救援防御率3・83を記録し、不名誉な1年としてしまった巨人のブルペン陣だったが、阿部監督の指揮1年目で覚醒。前出の3投手だけでなく、23年オフにソフトバンクから移籍した新戦力・泉は35試合に登板し防御率1・93、プロ入りから苦戦が続いていた20年のドラフト1位・平内も31試合に登板し防御率2・16と頭角を現し、球界屈指の強力救援陣へと成長した。 見違えるような成績を残した救援陣だが、チーム内からはある一つの疑問も投げかけられていた。それは主に救援投手らで構成されていたサウナ愛好会、通称「サウナ部」の存在だ。23年シーズンまで在籍した当時救援陣最年長の鍵谷(24年から日本ハムに移籍、同年引退)が立ち上げたサークル活動で、お揃いのキーホルダーを作るほど参加選手の仲が良かった同部。サウナ好きの投手も多く活動も盛んだった「サウナ部」だったが、鍵谷部長が去った後は事実上の休部状態に…。 次の年長者に当たる高梨が部長職を踏襲するかに思えたが、高梨本人は「いやいや、自分には荷が重いですよ。鍵谷さん以外、部長は想像がつかない」とこれを否定。チーム関係者からは「あれだけ和気あいあいとしていたらしい集まりですから、また新たな形でもいいので復活してくれたら、これから入ってくる新人や新戦力の選手たちも溶け込みやすい、よりどころになれるのでは、と思うんですが…」と復活への待望論を持ち出していた。 存続の危機に瀕している「サウナ部」。25年シーズンでは復活を果たすことはできるのだろうか。
東スポWEB