フィギュア全日本ペアで競技中断のアクシデント “さえルカ”清水が左肩負傷→演技完遂で3位に
全日本フィギュア・ペアフリー
フィギュアスケートの全日本選手権は22日、大阪・東和薬品RACTABドームでペアフリーが行われた。“さえルカ”こと清水咲衣、本田ルーカス剛史組(木下アカデミー)の演技でアクシデントが発生。清水が左肩を痛めたため一時中断したが、めげずに再開して82.50点をマーク。合計136.72点で3位となった。 【画像】清水咲衣が転倒し、肩を押さえる実際の場面 ジャンプで転倒した清水が左手をつき、肩が外れたという。すぐに戻ったが、演技を中断。会場のファンは心配そうに見守った。本田らと相談して再開し、最後まで完遂。清水は医務室に直行したが、表彰式では嬉しそうな表情も見せた。 清水は「肩が戻らなければ、再開したくてもできない状態だったと思う。技術的にもできるって状態ではあったし、ここまで練習してきたので最後までちゃんと滑り切りたかった」と説明した。 結成2年目。ジュニアグランプリ(GP)ファイナルにも出場するなど急成長中だ。本田は「何とかやり切ったので良かった」と安堵。清水も「この舞台に出られることは光栄なことだった」と全日本に懸ける想いを口にした。
THE ANSWER編集部