浦和が5戦ぶり黒星 伊藤敦樹が2戦連発も後半ATにPK被弾…3万9460人来場の埼スタで勝てず
◆明治安田J1リーグ▽第16節 浦和1―2町田(26日16時・埼玉スタジアム、3万9460人) 浦和はホームで首位・町田に1―2で敗れ、5戦ぶり黒星を喫した。 前半38分、DFショルツの縦パスからMF伊藤敦樹が左足の強烈シュートを放ったが、日本代表GK谷晃生にセーブされた。移籍後初先発のノルウェー代表FWソルバッケンを左FWに置く4―3―3布陣を敷いた中、0―0のまま前半を終えた。 後半7分、自陣右クロスから町田のU―23日本代表MF平河悠が左足シュート。GK西川周作がはじいたこぼれ球を平河に右足で詰められ、先制点を許した。それでも2分後、FW前田直輝の右クロスが相手に当たってMF安居海渡にわたり、ペナルティーエリア内の石原広教が頭でラストパス。これを伊藤が右足でゴール右へ決め、リーグ2戦連続得点で同点に追い付いた。 1―1の後半19分に主将DF酒井宏樹とMFグスタフソン、同33分にMF武田英寿を投入。35分には武田の縦パスから酒井がペナルティーエリア右へ突破して決定的なクロスを送るも相手GKにキャッチされた。同45分に左からパスをつないで酒井が蹴り込んだ右クロスもDFに防がれた。 迎えた後半アディショナルタイム4分、ゴール前で町田MFナ・サンホをショルツが倒してしまい、PKを献上。これをMF下田北斗にゴール右へ決められ、勝ち越しゴールを浴びた。 観客3万9460人が来場した埼玉スタジアムで黒星。22日のルヴァン杯1次ラウンド3回戦・J2長崎戦(0●1)に続き、公式戦2連敗となった。
報知新聞社