大島紬と奄美の魅力を発信 新たな紬美人4人を認定 本場奄美大島紬協組
本場奄美大島紬協同組合(黒田康則理事長)は5日、2025年紬美人を発表した。選ばれたのはロビンソン紗矢香さん(38)、宮之原萌音さん(27)、川畑賀子さん(41)、福摩真心さん(23)。同日に名瀬アマホームPLAZAであった「第47回紬の日のつどい」で認定式があり、黒田理事長が4人に認定書を手渡した。 宮之原さんは瀬戸内町出身で東京都在住。他3人は奄美市に居住している。 認定書を受け取った4人は「日本のみならず海外にも紬と奄美の良さをどんどん広げられたら」(ロビンソンさん)、「住んでいる東京で紬の良さをもっと広められるよう頑張りたい」(宮之原さん)、「紬美人となって、いろいろな場所で紬を着ることの幸せと、島民である幸せを感じている。それをたくさんの人に伝えたい」(川畑さん)、「同世代にもっと紬を発信していけたら」(福摩さん)とそれぞれ抱負を語った。 紬美人の任期は2年間。4人は今後、観光関連のイベントなどで大島紬をはじめとする特産品や奄美の魅力をPRする。