アーセナル、インテルゴールをこじ開けられず…無敗対決を制したイタリア王者は無失点も継続
[11.6 欧州CLリーグフェーズ第4節 インテル 1-0 アーセナル] UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第4節2日目が6日に開催され、インテル(イタリア)とアーセナル(イングランド)が対戦し、インテルが1-0の完封勝利を収めた。11月26日の第5節でインテルはライプツィヒ(ドイツ)、アーセナルはスポルティング(ポルトガル)と対戦する。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 第3節終了時点でともに2勝1分けの無敗、そして無失点の両チームによる対戦。負傷者が続出しているアーセナルはDF冨安健洋、DFキーラン・ティアニー、DFリッカルド・カラフィオーリに加え、2日のニューカッスル戦で負傷したMFデクラン・ライスが招集外となったが、キャプテンのMFマルティン・ウーデゴーアがベンチに戻ってきた。 試合開始早々の前半2分にインテルがゴールを脅かす。左サイドから送られたボールをPA内右で受けたDFデンゼル・ダンフリースが右足で狙うも、シュートはクロスバーを叩いてネットを揺らすには至らなかった。 その後は両チームともに相手守備を攻略し切れず、なかなか決定機を作れなかったが、前半アディショナルタイムにインテルが先制。MFハカン・チャルハノールが蹴り出したFKにFWメフディ・タレミが触れてコースが変わると、メリノの手に当たってPKを獲得。キッカーを務めたチャルハノールが蹴り込み、スコアを1-0とした。 1-0のまま後半を迎えると、アーセナルはメリノに代えてFWガブリエル・ジェズスをピッチへと送り込む。13分にはMFブカヨ・サカが蹴り出したCKをDFガブリエル・マガリャンイスがヘディングで合わせるも、ライン上のダンフリースにクリアされる。さらに14分にはFWカイ・ハバーツがPA内右からゴール前に送ったボールが直接ゴールを襲うが、GKヤン・ゾマーに弾き出されてしまった。 後半30分にもアーセナルがゴール迫るが、PA内からハバーツが放ったシュートはDFヤン・アウレル・ビセックにブロックされる。終盤はアーセナルが押し込む時間帯が続き、アディショナルタイムには出血のあったハバーツに代わってウーデゴーアが投入されたものの、堅固なインテル守備陣を最後まで崩し切れず。1-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。