【J1 サンフレッチェ広島】元ポルトガル代表・パシエンシアが入団会見。「タイトルを獲得するチャンスがある。自分の持てる力を発揮したい」
サンフレッチェ広島は9月3日、スペイン1部のセルタに所属していたゴンサロ・パシエンシアの移籍加入会見を行った。 【写真】今夏イングランド2部へ移籍した大橋祐紀 会見に同席した雨野裕介強化部長は、「我々は8月を総力戦で乗り越えることができた。9月はカップ戦、天皇杯、ACL2も控えている。よりギアをあげるため、ゴンサロ選手の獲得を決めた。CFとして活躍してもらうことで、周りの選手をより生かすことができると思っている。戦力の厚みを強固にし、一戦一戦を戦っていく」と新戦力への期待を口にした。 パシエンシアは広島加入が決まった現在の気持ちを聞かれると、「広島の一員になれたことで、責任を持ってプレーしていこうと思っている。いろいろなタイトルを獲得するチャンスがある。そのなかで、自分の持てる力を発揮したい」と意気込みを語った。日本へは「以前、オフシーズンに旅行で来たことがある。その時の印象がすごく良く、いつかは日本でプレーしたいと思っていた」と話し、欧州でチームメートでもあった浅野拓磨、鎌田大地、長谷部誠らからは日本文化のほか、Jリーグについても色々な話を聞き、「興味を持っていた」とした。 自身のストロングポイントについては、「チームプレーに徹することができるところ。ゴール前で求められる役割でもしっかりパワーを発揮したい。ピッチ外で語るのは苦手。ピッチ内での自分のプレーを見てもらえたら」と語った。 シーズン後半に向け、「現在広島はJリーグで首位、そのなかでクラブとしても目標がある。その目標を達成するために、プレッシャーと思わず、チャンスだと受け止めたい。自分だけの力でなく、チームで力を合わせて目標を達成したい」と、タイトル獲得に向けた決意を語った。パシエンシアはすでにチーム練習に合流。9月8日名古屋戦から出場可能となる。
広島アスリートマガジン編集部