【Wリーグ】富士通が16年ぶり2度目の優勝 18得点の宮澤夕貴がMVP 町田瑠唯は涙「恩返し」
◇23-24 Wリーグ プレーオフ ファイナル第3戦 富士通89-79デンソー(15日、武蔵野の森総合スポーツプラザ) 【画像】22年のプレーオフファイナルで敗れ涙を流す町田瑠唯選手 バスケットボール女子・Wリーグが15日、プレーオフ最終戦を迎え富士通が皇后杯覇者のデンソーを破り16年ぶり2度目の優勝を飾りました。 レギュラーシーズン1位の富士通と、2位のデンソーによるファイナルは先に2勝したチームが優勝。1勝1敗、最終戦に持ち込まれた試合は前半から富士通がリードする展開。高いシュート成功率とリバウンドでデンソーを圧倒します。第4Qに点差をつめられる場面もありましたが、89-79で逃げ切り16年ぶり2度目の優勝を飾った富士通。宮澤夕貴選手が3本の3ポイントを含む18得点の活躍でプレーオフMVPに輝きました。 宮澤選手は「ENEOSから富士通に移籍してきてずっと優勝したいと思っていたので、今日こうやって優勝できて嬉しいです」とコメント。
司令塔として速い攻撃を仕掛け、8得点9アシストの活躍を見せた町田瑠唯選手は優勝が決まると涙を見せ、場内インタビューでは「最高です。入団してからの13年間の思いとか、今まで関わってきてくれた人の思いとか、入団してからずっと応援してくれるファンとか家族とか、やっと恩返しができたかなと思います」と喜びを語りました。