カリミアンと木村太地が対戦へ（C）K-1

　12月14日（土）国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO～FINAL～』の追加対戦カードとして、対戦相手が調整中となっていたシナ・カリミアン（イラン/SINA ARMY）の相手が、SNSを通じてカリミアンに宣戦布告していた、木村太地（日本/VRK GYM）に決定した。 【動画】木村太地、豪快KO勝ちの瞬間！ 　カリミアンは当初、山口翔大との対戦が予定されていたが、山口が同日開催の無差別トーナメントへの出場が決定したため、対戦相手が調整中となっていた。 　これを受けて、木村は26日に自身のXで、シナとの対戦に名乗りを上げ「2週間後か。充分だ。大事な所で連敗してるし、今の俺に発言権が無いのは誰よりもわかってます。だけど言わせてください。この試合、俺にやらせてください。 必ず俺がド派手に沈めてみせます。俺で妥協しろよ、反則王」と宣戦布告。今回のカード成立に繋がった。 　そして本日3日にカリミアンとの対戦カードが発表され、木村はXで「アマチュアの時から、いつかやりたいと思っていた相手とやれる。俺の全てをぶつけてひっくり返す。やらせてくれと志願したからには、俺がしっかりとぶっ飛ばして人生変えます。楽しみで仕方ねー」と意気込みを語っている。 　木村は“全身ヒール”の異名を持つカリミアンを相手に、勝利を掴むことはできるか。 ＜選手データ＞ 　カリミアンは、長年K-1で戦い、初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者に輝くなど活躍したが、直近はクラウディオ・イストラテやリュウ・ツァーに敗北。今年10月のイストラテとの再戦では、後頭部にパンチを食らって倒れてしまい、そのまま続行不可能に。勝敗無しに終わった中、無差別級T参戦は決定しなかったが、ワンマッチ出場となった。 　対する木村はK-1アマチュア全日本優勝し、Krush-EXでデビューしたK-1グループ生え抜き。昨年9月、5戦目でBigbangヘビー級王者・坂本英則の王座に挑むと3R KO勝利で奪い取った。しかし今年6月、星龍之介にKO負けを喫して王座陥落。9月にオーストラリアでIKBF世界ヘビー級王座決定戦に臨むもKO負けとなり、この経験を次戦に活かしたいところだ。 ＜追加対戦カード＞ ▼K-1無差別級/3分3R・延長1R シナ・カリミアン（イラン/SINA ARMY） vs 木村太地（日本/VRK GYM）