イタリア代表FWキエーザ[写真]=Getty Images

　リヴァプールがユヴェントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザの獲得に動く可能性があるようだ。26日、移籍情報に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏が報じると、『The Athletic』や『タイムズ』など続々と他のイギリスメディアが続いた。 　現在26歳のキエーザは、チアゴ・モッタ新監督が就任したユヴェントスで構想外となっており、移籍先を模索していることが明らかとなっている。バルセロナからの関心などが報じられる中、新たにリヴァプールが移籍先として浮上した。 　ファブリツィオ・ロマーノ氏は自身のSNSで、リヴァプールがキエーザに関して最初のコンタクトを取り、契約条件を検討していると報じ、キエーザ本人もプレミアリーグ移籍に前向きだと投稿した。 　その後、イギリス『The Athletic』や『タイムズ』らもこれに続いた。リヴァプール関係者が他の数選手と同様にキエーザを調査していることを明かしたとし、ユヴェントスはキエーザとの契約期間が残り1年を切ったため、移籍金1500万ユーロ（約24億円）程度での放出を望んでいると報じた。 　なお、リヴァプールは今夏の移籍市場でMFファビオ・カルヴァーリョを推定2750万ポンド（約52億円）、DFセップ・ファン・デン・ベルフで推定2500万ポンド（約47億円）でブレントフォードへ売却したが、まだ新戦力を1人も獲得できていない。移籍が決定的とみられるバレンシアGKギオルギ・ママルダシュヴィリも来夏の加入が濃厚と報じられており、リチャード・ヒューズSDへの風当たりは強くなっている。