ATPアワードの最優秀コーチ賞はシナーを指導するケーヒル氏とバニョッツィ氏 [テニス]
ATPアワードの最優秀コーチ賞はシナーを指導するケーヒル氏とバニョッツィ氏 [テニス]
男子プロテニス協会(ATP)が水曜日に公式サイトを更新し、ヤニク・シナー(イタリア)を指導するダレン・ケーヒル(オーストラリア)とシモーネ・バニョッツィ(イタリア)がATPアワードの最優秀コーチ賞に選ばれたと発表した。 ~ATPが最優秀コーチ賞を発表したSNSの投稿はこちら~ ATPコーチによる投票で選ばれるこの賞は2016年に始まり、前年はカルロス・アルカラス(スペイン)を世界ランク1位に押し上げたフアン カルロス・フェレロ(スペイン)が受賞していた。 2023年のシナーは8月にトロント(ATP1000/ハードコート)でATPマスターズ1000大会で初タイトルを獲得するなど4勝を挙げたほか、11月の男子トップ8によるエリート大会「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハードコート)で準優勝を飾るなどして世界ランク自己最高の4位でシーズンを終えた。 シナーはまたウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で初のグランドスラム4強入りを果たし、デビスカップでは母国を47年ぶり2度目の世界一に導いた。 バニョッツィ氏が長年師事していたリカルド・ピアッティ氏とのパートナーシップ終了後にシナーの新コーチに就任し、ケーヒル氏は同年6月にチームの一員となった。 両氏のサポートを受けているシナーは前日にATPアワードのファン・フェイバリット賞シングルス部門に選ばれたばかりだが、もっとも上達した選手賞とステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ賞にもノミネートされている。
テニスマガジン編集部