【カンボジア】直行便の運航拡大、中東と合意
カンボジア民間航空局(SSCA)はこのほど、カタールやアラブ首長国連邦(UAE)など中東諸国、トルコなどと、直行便の運航拡大に向け協力することで合意した。クメール・タイムズ(電子版)が伝えた。 SSCAのマオ・ハバナル事務局長が、マレーシアの首都クアラルンプールで開催された国際民間航空機関(ICAO)の会合に合わせて各国と覚書を締結した。 SSCAのシン・チャンセレユブタ次官は、覚書の締結で新路線の開設が促進され、旅客の利便性の向上につながるとの期待を示した。覚書には、安全面や訓練などでの協力に関する内容も盛り込まれた。 カンボジアには現在、中東を含む国内外の航空会社31社が乗り入れている。 SSCAによると、2024年1~6月にプノンペン国際空港、シエムレアプ・アンコール国際空港、シアヌークビル国際空港を利用した旅客数は前年同期比22%増の303万人だった。