「のぞみ」で2003年以来の座席区分改変 自由席1両を指定席車に、2025年春に実施
JR東海、JR西日本は3日、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」の普通車指定席について、対象車両を拡大すると発表した。 【画像ギャラリー】新幹線「のぞみ」の歴代車両たち 「のぞみ」は12月現在、16両編成中3両(1~3号車)が自由席となっている。両社では、東京~博多間を走る全ての「のぞみ」で、3号車を自由席から指定席に変更。これにより、1列車あたりの普通車指定席を85席増やすとしている。 「のぞみ」は、1992年3月の運転開始時点では、全車両が指定席となっていた。2003年10月のダイヤ改正において、「ひかり」中心のダイヤから「のぞみ」中心のダイヤとなった際、「のぞみ」に初めて自由席が導入された。今回の自由席車の削減は、「のぞみ」自由席導入以来の改変となる。 「のぞみ」3号車の指定席車両化は、2025年春に実施する。