村上春樹さん、ジャニーズに言及 「声上げる大事さを痛感」
作家の村上春樹さん(74)は26日放送のラジオ番組「村上RADIO」(TOKYO FMなど)で、「最近のジャニーズ問題の報道を見ていて、勇気を出して声を上げることの大事さを改めて痛感させられました」と旧ジャニーズ事務所の性加害問題に言及した。 村上さんは番組で、米国がベトナム戦争に本格参戦するきっかけになったとされる「トンキン湾事件」が起きた後、大統領に戦時権限を付与する議案に反対した議員が2人だけいたことを紹介。「しっかり声を上げる、空気なんて読まない、忖度もしない。そういう人たちの存在が、たとえ少数ではあっても僕らの社会には必要」と持論を述べた上で、性加害問題に触れた。