マイクロモビリティはどれだけ普及した? 人気サービストップはLUUPに【MMD研究所】
また、利用者がマイクロモビリティを選ぶ理由としては、「短距離の移動」(24.8%)が最も多く、次いで「自分のペースで自由に移動」(24.1%)、「環境に配慮した乗り物であるため」(21.0%)となっている。マイクロモビリティが都市生活者のニーズに合致していると考えられるため、今後ますます普及していきそうだ。
マイクロモビリティのさらなる普及には、ポート(乗り捨て・返却場所)の増設は避けられないだろう。設置してほしい場所として最も多かったのは「交通施設」(32.7%)で、次いで「商業施設」(30.2%)、「コンビニ」(28.1%)だった。これを見ると、やはり日常的な交通手段としてマイクロモビリティを活用したいと考えているようだ。 日本では2023年7月に16歳以上であれば免許がなくても乗れる「特定小型原付」区分が新設され、マイクロモビリティは都市部における短距離移動の新たな選択肢として着実に浸透しつつある。ポートの設置場所の拡大など、インフラ面での整備などが課題となっているが、都市部の渋滞問題や環境問題の解決の一助となりうるだろう。今後の動向にも注目していきたい。 出典元:【MMD研究所】
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