「今日のキョウゴの活躍は…」不発も2点演出の古橋亨梧をセルティック指揮官が称賛!「FWが40点取るだけでは意味がない」
旗手怜央の先制点を皮切りにゴールラッシュ
現地時間8月4日に開催されたスコットランドリーグ開幕節で、日本人5選手が所属するセルティックは、キルマーノックとホームで対戦。古橋亨梧と共に先発した旗手怜央の先制点を皮切りに得点を重ね、4-0で大勝した。岩田智輝はベンチ入りも出番なし、怪我の前田大然、小林友希はベンチ外となった。 【動画】旗手が鮮烈弾!古橋が絶妙アシスト!キュートなゴールセレブレーションも! エースの古橋は再三ビッグチャンスを迎えながら、ゴールを奪えず。ネットを揺らした場面はあったが、かなり際どいオフサイドの判定で無効となった。それでも2点を演出し、うち1つはアシストが付いた。 ブレンダン・ロジャーズ監督は、古橋の働きぶりに満足しているようで、試合後に『Celtic TV』でこう語った。 「今日のキョウゴの活躍は、ポジションというより、スペースでプレーしたことだと思う。彼とはそういう話をしているんだ。彼を(相手の)最終ラインに置きたいし、もし後ろにスペースがあれば、それはグレートだ。でも今日の場合は時に前にあり、それで相手を引き出していた」 就任2年目の指揮官はそのうえで、チームがあるべき姿を強調。「チーム全体でのゴールが常に私の信条だ。ストライカーが40点以上取って、他の選手が取らないのでは意味がない。チーム全体にゴールスコアラーがいることが重要なんだ」と伝えた。 仲間を活かした29歳の日本代表FWは、得点こそ挙げられなかったものの、十二分に役割を果たしたと言えそうだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部