【クラスターC】池添謙「二の脚速かった」ドンフランキーが重賞3勝目
8月14日、盛岡競馬場で行われた交流G3・クラスターカップ(ダ1200m)は、断然の人気に推されたドンフランキーが逃げ切りで重賞3勝目をマークした。2着にはクロジシジョー、3着にはケイアイドリーが入り、JRA勢が馬券圏内を独占した。 【動画】第29回クラスターカップ・ドンフランキーが鮮やかに逃げ切る 1着 ドンフランキー 池添謙一騎手 「人気になっていたのは分かっていましたし、結果を出さなきゃと思っていましたのでホッとしています。昨年はリメイクに負けて悔しい2着だったが、今回は斤量が重くても、力どおりに走ってくれれば十分チャンスがある馬だと思っていました。返し馬もゆるくはなく、いいフットワークで走って状態はいいと思いましたが、レースが水曜日に延期されて月、火は調教ができませんでしたからね。その分、600キロの大台になって最後はしんどくなりかけましたが、何とか踏ん張ってくれました。元々、ハナを切る馬ですからスタートに集中しましたが、普通に切ってくれて二の脚がすごく速かった。あとは自分のペースでスパートができればと思いました。ビジョンで確認したら外から迫ってきましたが、かわされる感じではなかったので強いレースができたと思います。次回はアメリカ遠征のプランを練っているみたいですから、乗せてもらえるようこれから一つ一つ頑張っていきたいと思っています」 斉藤崇史調教師 「レースが順延されて3日間は運動だけでしたので、その分だけ体重は増えていました。今回は100%じゃなくても勝てたので、次につながる内容だったと思います。この一戦を叩いてさらに良くなってくるはずですから。脚元さえ不安がなければアメリカへ行きたいと考えています」 レース結果、詳細は下記のとおり。 8月14日、盛岡競馬場で行われた12R・クラスターカップ(Jpn3・3歳上・ダ1200m)は、池添謙一騎乗の1番人気、ドンフランキー(牡5・栗東・斉藤崇史)が勝利した。1/2馬身差の2着に4番人気のクロジシジョー(牡5・栗東・岡田稲男)、3着に5番人気のケイアイドリー(牡7・栗東・村山明)が入った。勝ちタイムは1:10.0(重)。 2番人気でC.ルメール騎乗、コスタノヴァ(牡4・美浦・木村哲也)は6着、3番人気で武豊騎乗、ジレトール(牡5・栗東・松永幹夫)は、4着敗退。