<#わたしの新庄・3回目のセンバツへ>/3 活躍して恩返しを 秋山恭平投手(2年) /広島
甲子園で昨夏開かれた交流試合で3回を投げたのちコンディション不良に陥ったが、秋の中国地区大会準々決勝で2カ月ぶりに復帰した。任されたのは抑え。「先発でなくてもいい。重要なのは勝つこと」と言い切る。 回復に充てた時間は筋力トレーニングなどに汗を流した。「打ったり、投げたりができずに悔しかった」が、チームメートや家族に励まされた。宇多村聡監督には「勝つために必要」と言われ、復帰後は大事な場面で起用してくれた。 「お世話になった人に恩返ししたい」。信条とする「感恩報謝(かんおんほうしゃ)」の言葉に、その思いを込める。キレのある直球と制球力を武器に、センバツでの活躍を誓う。【中島昭浩】=つづく