モーグルの堀島行真 初の最優秀選手賞「格別です。目標はミラノ五輪で金メダル」…スキー連盟年間表彰式
全日本スキー連盟の年間表彰式「スノーアワード」は8日、都内で行われ、フリースタイルスキー・モーグルW杯で日本男子初の種目別優勝を決めた堀島行真(トヨタ自動車)が初の最優秀選手賞に輝いた。「初めてのMVP賞をいただけて、大変うれしく思います。格別の思いです。世界の中で1位を取ることが意味するのは、選手だけでなくスポンサーの皆様、支援を受けて現地で応援してくれる皆様があっての結果だと思います」と感謝を込めた。受賞した盾と種目別Vのクリスタルトロフィーを両手に抱え、笑顔を見せた。 23―24シーズンは、モーグル3勝、デュアルモーグル1勝を挙げ、2種目で自身初のW杯4勝を手にし、飛躍のシーズンを過ごした。22年北京五輪のモーグルで銅メダリストの26歳は「引き続き目標は(26年の)イタリアの(ミラノ・コルティナダンペッツォ)五輪に向けての金メダル獲得です。来季もまたワールドチャンピオンを目指していきたい」と決意を新たにした。
報知新聞社