夫が定年退職して時間に余裕ができたものの、家計が毎月「3万円」の赤字…貯金を切り崩さずに生活するにはどのくらい仕事をすればよいでしょうか?
毎月3万円の赤字は毎月約26時間のアルバイトで賄える可能性が高い
定年退職後の家計が3万円の赤字になる場合は、東京都の最低賃金1163円をベースに考えると、毎月約26時間のアルバイトで賄える可能性があることが分かりました。3時間の仕事を週3日、4時間の仕事を週2日など、無理なく余裕を持ったシフトで働くことを検討するのもよいでしょう。 定年退職後は現役時代と比較して年収が減少するケースがほとんどで、今回参照した調査結果によれば、半分以下になる割合は60.4%にも及ぶとのことです。 老後に家計が赤字になることは珍しくなく、定年後も仕事を続けたいと考える高齢者は増えています。時間と体力に余裕があるうちに、家計の赤字をカバーするために長く続けられそうなアルバイトを早めに探しておくとよいでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要 II 総世帯及び単身世帯の家計収支<参考4>65歳以上の無職世帯の家計収支(二人以上の世帯・単身世帯) 図1 65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支 -2023年-(18ページ) 株式会社マイナビ キャリアリサーチLabミドルシニア/シニア層のアルバイト調査(2024年) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部