日産フォーミュラE、来季GEN3 Evoマシンの新しい桜デザイン公開!新施設と新たなドライバーコンビでトップを目指す!
日産自動車は、今年12月に開幕する2024/25シーズンに向けて、新しいGEN3 Evoレギュレーションに対応した新デザインのマシンを公開した。新デザインは、桜のモチーフを踏襲しており、日本のDNAや新たな始まりを象徴しているという。 日産フォーミュラEチームは、シーズン10でチームランキング4位、ドライバーズランキング4位、マニュファクチャラーズランキング3位という結果だった。シーズン11では、ノーマン・ナトーを新たに迎え入れ、オリバー・ローランドと共にさらなる高みを目指す。 ■新ファクトリーも稼働! 新シーズンに向けて、日産フォーミュラEチームの新しいファクトリーも稼働を開始した。この施設は2600平方メートルの敷地に、ワークショップやシミュレーター、エンジニアリングオフィスなどが揃っており、日産の他の施設とも近接している。 ■シーズン前テストは11月から開始 シーズン前テストは11月4日から7日までスペインのバレンシアで行われ、シーズン11の開幕戦は12月7日のブラジル・サンパウロE-Prixとなる。 ■ゼネラルマネージャー:トップを目指す ゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターを務めるトマソ・ヴォルペは、新シーズンへの期待感を語り、ナトーとローランドのコンビでトップを目指す意気込みを示した。 「新シーズンに向けてワクワクしつつ、GEN3 Evoマシンに精通するために一生懸命取り組んでいます。これまで全てが順調に進んでおり、バレンシアのテストがとても楽しみです。新しいファクトリーの稼働も順調です。この施設を最大限に活用することで、チームの潜在力を最大限に引き出すことができます。 これから一緒に戦うナトーは日産チームのクルーをよく知っていたので、すぐにチームに馴染みました。ローランドとナトーという強力なドライバーが揃い、勝利と表彰台獲得に向けて準備が整ったと自信を持って言えます。 さらに、今シーズンからはエレクトロミン社が主要パートナーとなりました。コーラル社とコーラルアイウェア社との既存の関係に加えて、素晴らしい企業が私たちを支援しています。我々は、すべてに対し全力を注ぎ、シーズン11でトップを目指します」 ■オリバー・ローランド:「より高い目標を目指す」 オリバー・ローランドは、新しい施設に感銘を受け「より高い目標を目指す」と初戦への万全な準備を誓った。 「忙しかったシーズン10が終わったあと十分にリフレッシュできました。体力的にも精神的にも良い状態でシーズン11に挑めるよう備えています。 新しい施設はとても素晴らしく、本当に感銘を受けています。立地も理想的で、より高い目標を目指すことができるでしょう。 GEN3 Evoでは、オールホイールドライブ技術を含むいくつかのチャレンジがありますが、初戦から万全の体制で臨みます」 ■ノーマン・ナトー:「新しい施設は最高水準の設備」 ノーマン・ナトーはチーム復帰を喜び、「新しい施設は最高水準の設備」と評価し、日本のアイデンティティを示した新カラーリングをまとったGEN3 Evoマシンへの期待感を語った。 「チームに戻ってこれたことをとても嬉しく思っています。既に、車やシミュレーター、スタッフとも慣れることができています。新しい施設は最高水準の設備です。素晴らしい環境の中でレースの準備やレース後のブリーフィングを行うことができます。 新しいカラーリングは本当にクールで、日産チームの日本のアイデンティティを示し、ファンたちも気に入ってますし、サーキット上でも認識しやすいでしょう。 バレンシアでのテスト、ブラジルでのシーズン開幕、そしてGEN3 Evo時代のスタートが待ちきれません」
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