【米国株】トランプの政策で儲かる「トランプ株」2銘柄を紹介! 設備投資の活発化で業績が伸びる「キャタピラー」と「グラニテ・コンストラクション」に注目!
【米国株】トランプ新政権の政策で業績成長が期待できる米国株は「キャタピラー」と「グラニテ・コンストラクション」! 【図版】「キャタピラー(CAT)」は、トランプ政権の米国内での公共投資の拡大に期待できる! ●トランプ政権の「設備投資の税金優遇」などで恩恵を受ける 「キャタピラー」と「グラニテ・コンストラクション」に注目! まもなくトランプ新政権が始動するが、新政権の公約の中で、特に注目されているのが「減税」だ。 トランプ氏は第1次政権時に「トランプ減税」を実施している。トランプ減税には法人税の引き下げなどが盛り込まれているが、その多くが2025年末に失効予定。しかし、これが延長、または恒久化となれば、引き続き企業収益の向上を見込めるだろう。 トランプ減税には、設備投資を税金面で優遇する措置が盛り込まれている。減税の延長が決まれば、設備投資の活発化と、それに伴う受注増加が期待されるため、インフラ関連株は業績見通しが良好だ。 そこで、以下ではインフラ関連株の中でも、アナリストが”買い“と評価している2銘柄を紹介しよう(※株価と業績は12月4日時点。チャートはマネックス証券、業績データは「QUICK・ファクトセット」。最低購入額は1ドル=150円で計算。PER、ROE、配当利回り、配当性向は予想ベース。アナリストの診断は、左側が3カ月前の評価で、右側が今後3カ月間の評価)。 一つ目は、建機製造・販売のキャタピラー(CAT)だ。 中国などの世界的な建設需要の低迷を受け、キャタピラーの7~9月期の業績は、市場予想を下回った。しかし、トランプ政権では米国内での公共投資の拡大が期待でき、建機などの需要が増加する見通しのため、今後への期待は大きい。 続いて紹介するのは、各種インフラ工事に強いグラニテ・コンストラクション(GVA)だ。 グラニテ・コンストラクションは総合インフラ企業。道路や鉄道、電力設備などのインフラ工事に強いのが特徴。直近四半期決算は、過去最高の売上高を達成した。トランプ政権による大規模公共投資が期待できるため、業績成長が続く見通しだ。 さて、ここまで減税で恩恵を受けそうな注目の米国株を紹介してきた。トランプ氏は法人税率のさらなる引き下げや、新たな減税策も検討しており、市場の期待値は高い。ただ、トランプ氏が掲げる減税政策をすべて実行するのは、財源面で困難という指摘もあるため、政策の枠組み発表までは不透明感があることも覚えておこう。
ザイ編集部
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