【追悼】石橋貴明から世界的歌手まで…華麗なる人脈の“新宿の伝説占いママ”が急逝していた
猫好きがこうじて猫ひろしを応援
ガルシアさんは無類の猫好きともして知られており、自らの自宅では数多くの猫と生活を共にしていた。 「これまでガルシアさんが飼っていた猫は雑誌にも取り上げられたことがあり、愛猫家たちの間でも有名人でした。特に写真週刊誌『FRIDAY』に掲載されたことがあるハートの模様を持つカラコちゃんは人気で、その子とふれあうと“恋人ができる!”と話題になっていたほどです」(ガルシアさんの知人) そんな“猫”つながりということもあり、晩年までタレントの猫ひろし(47)をかわいがっていた。 「15年前にテレビで見て、猫ひろしさんを気に入り、彼が出演していた浅草の劇場にかけつけてから交流がスタートしたのです。その後は毎年開催されていたガルシアさんの年末パーティに毎回ゲストとして猫さんが出演。ガルシアさんも彼のマラソン大会は、ほとんど現地に行って応援していました」(前出・知人) 他にもガルシアさんは占い師としてではなく、キャンドルアーティストの顔も持っていた。そのキャンドルが縁で、’80年代に大ヒットを連発した米人気歌手のシンディ・ローパー(71)とも交友があった。 「かつて発行されていた占い雑誌にガルシアさんが作ったキャンドルが掲載され、その写真を見て、来日中だったシンディ・ローパーのほうから“会いたい”と連絡があったのです。‘96年だったと思いますが、ガルシアさんは彼女のコンサートにも招待され、楽屋で面会。シンディの方からガルシアさんに”会いたかった”とハグをし、ガルシアさんに“サインして”とせがんだそうです」(前出・知人) ガルシアさんは、シンディ・ローパーと一緒に撮った写真を生涯誇りにしており、お店にも飾っていた。亡くなる直前まで環境問題に関心を寄せ、神宮外苑の再開発反対運動にも積極的に参加していたガルシアさん。 「行動力があったガルシアさんは自ら足を運んで地元の説明会に参加しており、区議たちにも働きかけていました。とにかく亡くなる直前まで元気で、いつも時事問題について語っていた姿が思い出されます。突然の死は、本人にとっても無念だったでしょう。それでも、最後を自分が長年過ごしてきたお店で迎えたことは、ガルシアさんにとっては本望だったと思います」(前出・知人) 新宿のレジェンドだったガルシアさんに合掌――。