松竹創業百三十周年で菊五郎、仁左衛門、幸四郎、松緑、菊之助らが豪華共演 ３月歌舞伎座「仮名手本忠臣蔵」で
松竹は２日、３月に歌舞伎座で行われる創業百三十周年「三月大歌舞伎」（３月４～２７日・歌舞伎座）で上演する、通し狂言「仮名手本忠臣蔵」の主な出演者として、尾上菊五郎、片岡仁左衛門、中村梅玉、松本幸四郎、尾上松緑、尾上菊之助、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助、尾上松也、中村時蔵、坂東巳之助、尾上右近、中村隼人らを発表した。 「菅原伝授手習鑑」、「義経千本桜」とともに、歌舞伎の演目の中でも三大名作と呼ばれ人気の「仮名手本忠臣蔵」。江戸で実際に起こった赤穂浪士の討入り事件を題材に、大星由良之助をはじめとする四十七士の仇討ちまでの困難や、取り巻く人間模様を全十一段で描く。長きにわたって愛されてきた名作の上演に、世代を超えた豪華出演陣がそろった。 松竹創業百三十周年の２０２５年は、歌舞伎座で「仮名手本忠臣蔵」、「菅原伝授手習鑑」、「義経千本桜」の一挙上演を予定。同所で三大名作を一挙上演するのは１９９５年以来、３０年ぶりとなる。
