<青い誓い・センバツ選手紹介>/5 大阪桐蔭 田井志門左翼手/金光大阪 小林峻大左翼手 /大阪
◆大阪桐蔭 ◇先輩のグラブ手に練習 田井志門左翼手(2年) 昨年10月の近畿大会準々決勝・東洋大姫路(兵庫)戦の四回、先制右越え2ランを放ち、力強い打撃を印象づけた。「初球から振っていく積極性が出せた」と話す。昨秋の公式戦15試合での打率は4割6分2厘を誇る。 前チームで4番を打った花田旭さん(3年)を慕う。「不撓(ふとう)不屈」と書かれたグラブを譲ってもらい、練習で使う。「送球の速さに課題を抱えている。先輩のグラブと一緒に、課題を乗り越えられたらうれしいです」 ◆金光大阪 ◇「俺ならできる」常に鼓舞 小林峻大(しゅんた)左翼手(1年) 父に勧められて小学4年の時、野球を始めた。守備に苦手意識があるが、「数」をこなすことで克服を目指す。やる気を出すために「俺ならできる」との気持ちを常に持ち、練習に取り組む。昨秋の府予選決勝の大阪桐蔭戦で、大きな飛球を捕れたことは、自信につながった。 元気にたくさん声を出すことも心掛けている。甲子園での全力疾走を、小学生のころからお世話になっているコーチに見てもらいたいという。