他球団が欲しがっている!? パ・リーグのトレード注目投手(2)楽天の候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたパシフィック・リーグの投手を紹介したい。
宮森智志
投打:右投右打 身長/体重:193cm/93kg 生年月日:1998年5月28日 経歴:呉商 - 流通経済大 - 四国・高知 ドラフト:2021年育成選手ドラフト1位 ルーキーイヤーに鮮烈な活躍を見せた宮森智志だが、今季は一軍登板も果たせていない状況だ。 呉商から流通経済大に進んだ宮森。とはいえ目立った実績を残せず、ドラフトでの指名漏れを経験した。 大学卒業後は四国アイランドリーグ・高知ファイティングドックスでのプレーを経て、2021年育成選手ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスが指名。プロへの扉を開いた。 プロ1年目の宮森は凄まじかった。同年の3・4月のファーム月間MVPを受賞すると、2022年7月30日に支配下登録。同年に一軍デビューを果たすと、新人タイ記録となる22試合連続無失点を達成。最終的に26試合に登板して、防御率1.54と抜群の成績を収めた。 しかし、昨季は抜群の安定感が影を潜めた。同年は一軍で24試合に登板し、防御率7.71と大苦戦。21イニングを投げて30本のヒットを許し、さらには14個の四球を与えるなど、制球も定まらなかった。 今季は未だ一軍のマウンドを踏めていない宮森。それでも、ファームでは防御率1点台を記録しており、獲得を狙う球団があっても不思議ではないだろう。
ベースボールチャンネル編集部