松山英樹「倒さなきゃいけない相手だと思う」 充実の2024年&パリ五輪金のシェフラーにライバル心/米男子ゴルフ
男子ゴルフで世界ランキング6位の松山英樹(32)=LEXUS=が23日までにサンケイスポーツのインタビューに応じ、米ツアーでの2勝やパリ五輪での銅メダル獲得など、復活を遂げた2024年を振り返った。新年は1月2日(日本時間3日)開幕の「ザ・セントリー」(米ハワイ州)で初戦を迎える予定。世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(28)=米国=打倒を目標に掲げた。(取材構成・阿部慎、石井文敏) ――今年を振り返って 「本当にいい年になった。優勝も2回できて10勝目を挙げることができて、よかった」 ――ショット、パットとも好調だった 「それはあまりなかった。ショットが良かったり、パットが良かったりを繰り返していた。過去2年間に比べれば、体のコンディションはだいぶよかった。そこはストレスなくできた」 ――2月の「ジェネシス招待」で2年ぶりの米ツアー通算9勝目 「2年間優勝から遠ざかっていたので『また勝てるんだ』と自信が芽生えた。その後にもすごくいい影響があった」 ――4月の「マスターズ」は38位。今年のメジャーは「全米オープン」6位が最高だった 「やっぱり納得できるものではない。それでも全米で優勝争いまではいかなくても、上位でプレーできたことはすごく大きかった。ああいうプレーをずっとメジャーでは続けないといけないと改めて思った」 ――パリ五輪では銅メダルを獲得した 「五輪を見てくれている子供たちもいると思うので、ツアーじゃないところで影響はあると思う。これをきっかけに、ゴルフを始めてくれる子たちもいる。そういう子のためになったら良かったなと思う」 ――五輪の重圧は 「初日から感じていた。金メダルも取れるような位置でプレーできていたので、銅メダルはうれしい半面、悔しい。(終わった後)丸山さんに『何色でもいいから、メダルが取れたことは喜ばしいことだよ』と言われて、本当に気持ちが楽になったし、本当にうれしい気持ちになった」 ――五輪の金メダルはシェフラー選手だった